h-sfの静菌性、被膜効果、バリア機能回復効果

・創傷の治癒方法として従来の消毒、乾燥被覆という方法に替わって、適切な湿潤環境、
すなわちその人に備わっている傷からの浸出液に備わる治癒機能を積極的に利用する湿潤環境を
保持することが適した療法であると認識されてきている。

・シルクの特徴は、静菌性があり、細胞付着や増殖が良好であり、
表皮細胞の増殖活性化効果のあることが報告されている。

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出典:コンバーテック2007.3 P71

論文4

h-sfのシミ防止・美白効果

チロシナーゼ活性によりシミの原因となるメラニンが生成される。
低分子フィブロインはチロシナーゼ活性阻害効果があるため、
シミの原因となるメラニンの生成がされにくい。

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高温高圧方法による低分子フィブロインのチロシナーゼ活性阻害
(ソウル大学校 農業生命科学大学 生物資源工学部)萎景敦、李起勲、南重照
(尚州大学校 繊維工学科)辛奉愛

論文4

h-sfの抗酸化作用

ビタミンC、ビタミンE、フラボノイド等、抗酸化剤は多数あるが、タンパク質由来の抗酸化剤は
ほとんど使用されていない。h-sfは人の皮膚の組成に近いたんぱく質由来の抗酸化剤である。

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シルクフィブロイン水溶液の抗酸化特性
(ソウル大学校 農業生命科学大学 生物資源工学部)李起薫,菱景敦,南重照

論文5

h-sfのUVカット作用①

紫外線吸収効果に関してはUV-C、UV-Bで高く示されており、UV-Aの吸収はおだやかである。

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論文6

h-sfのUVカット作用②

シルクには紫外線を吸収する働きがある。これは蚕が有害な紫外線や雑菌から
身を守るために備わった天然の機能と言える。
紫外線を吸収したフィブロインのアミノ酸は分解して消滅、減少する。

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出典:食べる絹驚異のアミノ酸パワー★生活習慣病に勝つ第1刷P135

論文6

h-sfの生体適合性①

人体の皮膚のアミノ酸と似た組成のシルクは外科手術用縫合糸や人工皮膚、
創傷被覆用パッチ、皮膚再生フィルムでも実績のある、人にやさしい素材である。

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日本ゴム協会誌87(10), 428-433, 2014
●総説特集 医用材料の最前線 バイオマテリアルとしてのシルク利用
信州大学繊維学部生物資源・環境科学課程 玉田 靖

論文1

繭糸フィブロインによる極細人工血管用基材の作出
(生物研・岡谷)髙林千幸・(農工大・工)朝倉哲郎・
(東大・医)佐田政隆・(生物研・岡谷)宮﨑栄子・大沼美雪

論文2

h-sfの生体適合性②

「本論文で扱う絹フィブロインも天然タンパク質の一つであり、生体側の血液反応
組織反応免疫反応及び材料側の物理・化学的実験から、
他の生体高分子と比べ優れた生体適合性を備えている。」

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出典:バイオ素材(人工皮膚)を目指した絹フィブロイン膜の構造とその性質
1993 梁傳信著 博士論文

論文6

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